こだわりのそばコラム

十割そば 開発史
 
  当社がお届けしている「元祖十割そば」は、わが国の乾麺においてはじめて商品化された、正真正銘の“元祖”。今からおよそ30年前、そば処・信州の無類のそば好きだった技術者が作り上げた、完全無添加のそばです。

こちらでは、「元祖十割そば」が今ある理由をご紹介します。
 
■農機具技術をそば作りに応用
長野屈指の技術者は無類のそば好きだった

現在「元祖十割そば」を製造している工場は、40年以上もの昔、農作業用の機械を製造していました。当時より、工場の技術者は高い技術力を持っており、とくに旋盤(回転させた工作物に刃をあてて削る機械)技術においては、長野でも指折りの腕前と評されているほど。

そんな技術者が発案したのが、そばの製粉機でした。

そば処・信州ということで、技術者自身が無類のそば好きだったこともあり、農機具製造の技術力を活かした製粉機作りへの挑戦が始まりました。
 
本格的なそばをご家庭にお届けするために
無謀ともいえる「完全無添加そば」への挑戦

そば好きの技術者が製粉機を作る際に考えたのは、当時売られていた乾麺よりもそば粉をたくさん使ったそばを作ること。「本格的なそばを手軽にご家庭で食べてほしい!」との願いを込めて、そば粉だけで作った十割そばを作り出すことにしました。

「そば粉だけで作るそば」とは、麺のつなぎとなる小麦粉や食塩を一切使わずに仕上げる「完全無添加そば」ということ。これは当時としては考えられないことで、乾麺の常識からすると無謀ともいえる挑戦でした。
   
情熱を支えにした挑戦の日々

 
そして誕生! 「元祖十割そば」

製粉機を試作しそば粉10割のそばを作ってみると、それは想像以上に難しいことに気づかされました。水の分量、天候や湿度など微妙な差で、乾燥させると切れてしまったり、ゆでたあと、箸でつまめないほどにバラバラになってしまったりと、何度も何度も繰り返す日々…。
こうして、たくさんの失敗をして経験を積み、情熱を支えに、そば本来の風味と食感を持った「元祖十割そば」が完成しました。
誕生して30年、そしてこれから…

   
職人によって受け継がれる独自製法
永きにわたって培った経験と独自の製粉機を、職人たちが受け継いで30年。今もこのそばを皆さまへ製品としてお届けできることを、大変うれしく思っております。
私たちは、これからもさらなる技術向上を目指し、皆さまに愛される製品作りに努力してまいりますので、今後とも「元祖十割そば」をご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

元祖十割そば」の商品詳細へ
   
■十割そばの開発技術を活かした「韃靼入り十割そば」
韃靼そばと普通のそばで100%無添加

「元祖十割そば」を作る当社独自の技術は、「韃靼入り十割そば」にも活かされています。当社の韃靼そばは、韃靼そば粉以外は小麦などが混ざっている韃靼そばとは違い、その名のとおりそば粉十割。5割入った韃靼そば粉以外も小麦粉などを一切使わず、すべてそば粉で仕上げたこだわりの商品です。
そのため、近年の健康ブームで脚光を集める韃靼そばに加え、通常のそばの栄養も一緒にとれるぜいたくなそばとなっています。

韃靼入り十割そばの商品詳細へ
   
トップに戻る